心に響く子育てのはなし

oyacomyu

2012年09月19日 01:50

心に響く子育てのはなし 
生きることの意味…無理せずゆっくり生きることを改めて考えさせてくれます
9月21日金曜日
10時30~
場所 とよた子育て総合支援センター 
講師 浄土宗 浄名寺 
   松原 紗蓮(まつばらしょうれん)
昭和52年生まれ 2歳でお寺の養女となる 
小学時代「前向きに生きよと」祖母の言葉を胸に一所懸命生きるも
中学時代不登校、家出、リストカット などの日々をすごす
23歳で仏門に入り人生の転機を迎える
母にもなりさらにどんな大事なものが見えてきたのか…

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愛知県西尾市にある浄名寺に預けられたのは、2歳7か月の時。
「お寺の子はいい子だ」という期待の中で育ち、「どんな時も前向きでいよ」という庵主様の教えを守り、
泣き出したくなる気持ちを必死に堪えながら優等生の幼少期を過ごす。
張り詰めていた神経の糸が切れたのは、中学2年の時。
出生の秘密を打ち明けられた。
自分は生まれてきてはいけない存在だったんだ。
一体何を信じて生きてきたのだろう?
事実を知ってからは、頑張るということに疲れてしまいました。

そして3か月間泣き通した後、選んだ道は、
あらゆるものに歯向かい、強がって見せること。

心配をした庵主様は、私が20歳になった時に「最後の賭け」に出る。
京都へ21日間の修行に行かせ、そこで尼僧になる決意をさせようとしたのです。

そこで人間は無駄な物の一切を削ぎ落とした時に、
初めて自分にとっての大事なものが見え、
本当の生き方ができるようになるのだと学びます。

私の至らなかった陰の部分では、
どれだけ多くの人が自分を支え続けてくれたことか、
手を合わせずにはいられなくなりました。

庵主様には1つの願心があり、
グレ始めた14歳の時に、10年間は黙って
見守ろうと決めたのだといいます。
そして、何があってもいつ帰ってきても良いようにご飯を用意して待っていたくれました。

今、母となって…


対象 どなたでも

主催 とよた子育て総合支援センター 


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